うどん屋 基蔵の思い


皆さん、こんにちは✨

うどん屋基蔵の店主の山﨑貴広と申します。

 

基蔵ではうどんを全て手作りにて作っております、現在ではほとんどのお店が機械を導入して大量生産をされておりますが、基蔵は時代錯誤と思われるかも知れませんが、とことん手作りにこだわり、数量は作れませんが、美味しく、そして手作りだからこそ感じる『あたたかさ』や『真心』を伝えたく日々精進して行くことを信念としています。

機械的に物が作られ溢れている時代だからこそ手作りの大切さに気づいて欲しいと考えています。

こんな考えを持つのは私だけでしょうか?

 

手打ちうどん基蔵では、うどん店では例を見ない「青竹踏み」を使用し、うどんの生地を鍛えることで、独特の「コシ」の強さを
出しています。

また、うどん粉にも「こだわり」を持ち、香川県名産の「さぬきの夢」を100%使用して手作りをしています。

さぬきの夢は「旨み」「色味」「食感」三拍子そろったうどん粉ではありますが、グルテンの含有量が非常に少なく、手打ちうどんに製麺するには加工性の悪さから難易度が高く、使用するお店も限られています。 

つまり、職人の「志」・「技術力」・「日々の鍛錬」が求められるという事です。

 

 香川県でも、この粉を使ってうどんを打つというだけで、かなり意識レベルの高いお店と言われるほどです。

 

基蔵は手作りの「あたたかさ」も求め、すべての過程を手作業で行っています、便利な時代だからこそ、「手作りの価値」があるのではないでしょうか?

 

これからの世代を担っていく子供たちにも、食育の一環として手作りの「あたたかさ」「苦労」「作ってもらえる有り難さ」という事への「気づきの場」となればと考えており、特に食事を毎日作ってくれるお母さんに対して子供たちに感謝の気持ちをもってもらいたい、当たり前のことでは無いという事にも気づいて欲しいと思っております。

 

現在、手打ちうどん基蔵は店主(山﨑貴広)一人ですべての作業(仕入・仕込み・調理・会計・経理・清掃など)を行っています、どこまで出来るのか正直解りません、しかし、「率先して行動する」ことこそすべての道を切り開く手段であり、これからの「明るく豊かな社会」を築いていくのに必要なことだと思います。

 

私は当店を通して、少しでも未来をつくる手助けができればと考えるようになりました、その過程で今後もたくさんの失敗をすると思います。

しかし、失敗は率先して行動をした結果であり、さらなる成長への大きなチャンスです、感謝すべき経験だと思います。(失敗から学ぶことは、成功から学ぶものよりも多くの学びがある)

 

長くなりましたが、これからも、基蔵は手作りにこだわり、日々精進して参りますので宜しくお願いいたします。


「基蔵」では飲食店営業および製造販売を主に行っています!